質問・感想 回答・検討・紹介 2009・10・13の講義 091016
 
1 進め方
 (予習ノートの書き方)
・板書のようにまとめる感じでも評価されますか?→
・本文から大事だと思うところをそのまま抜き出すというかたちはダメですか?→それでもよい。
・レポートが遅れたら一緒に出してよいですか?→「進め方」参照。
・予習:がんばった分授業が理解できたように思う。
 
2 内容 
 
・戦争に行って国のために死ぬ運命の子どもを生むとは・・・。→
・戦前、極端に洗脳された「富国強兵」の考え(をもった日本社会に)、戦後、よく平和教育が浸透した。混乱はなかったのか?→
・戦時の日本は一種の宗教状態にあったのか?→
・今は子どもが2,3人になったのはなぜか?→
・今も昔も犯罪の量は変わらない(と習った)が、社会不安に変化はあるのか?→
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 出所:内閣府資料。http://www5.cao.go.jp/seikatsu/shingikai/kikaku/kurashishisuu/houkoku/furon2.pdf
・米の援助意外に日本の経済発展に貢献したものは?→民主化、農地改革、財閥解体?
・日本は現在発展途上国にしっかりした援助をしている?→ODA予算(下図)。
出所:財務省 http://www.mofa.go.jp/Mofaj/gaiko/oda/shiryo/yosan.html
・昔を知るにはどうしたら?→写真集、その他の本。
 
 (前書き)
・異性、家族に関する学問は、人文や教育にないでしょうか?→
・この講義ではお金についての分配ルールを考えているのですか?→お金ともの。
・すべての問題は効率性・公正性・慈恵性で説明できるか?→この三つが改善されると経済活動の基本骨格のかなり(7,8割?)は満足できるものとなろう。
・なぜ現代では効率性が重視され、公正性、慈恵性が軽んじられてしまうのか?→生産と分配の原理が競争であることによる。競争の危険性:無理をして競争に勝って心臓麻痺で死ぬこともある。
・社会に対する不満はこの先10年間もまだ強まると思いますか?→
 
・人の波、川のたとえ:大きな流れを変えるためには多数の力が必要だという説明が印象的だった。/個人の努力が少しむなしく感じた。/流れを変えるためにはどうしたらよいのか?/個人が社会を変える責任があるというのは実感がない。→大変さを知った上で、行動を起こすこと。(湯浅誠「岩盤を叩いているような気がする」。)多くの人の力(最大のものは選挙)で変化が起こる。
 
 (その他)
・失業者はどうして求人があるのに仕事を選別するのか?→求人倍率が0.5前後。(10月29日の講演も参考になるかも。)
 
 (回答困難なものの例)
1)簡単に説明できず、それだけで一つの講義(15回、30回)が必要なものも。・・・たとえば「日本の社会福祉制度はどういった変化をしているのか?」講義ではこれに関するテーマにふれることがありますが、それ以上の説明は専門の講義を受講する、本で調べる、などを。→(期末テストにも有効です。)
2)テキストの説明でわかってもらいたいこと。・・・例えば「70年代になぜ思いやりといった言葉は生まれてきたのか」。これはその前を読むと、「問題現象への対極的表現として」これが生まれたとあります。
3)質問の意味がはっきりしないもの・・・たとえば「年金の分配ルール:若者の負担を増やすのと、高齢者の年金支給年齢を上げるのと、どちらが経済的効果が大きいか」。この質問の場合、下線部が何を意味しているのかが不明です。