質問・感想 回答・検討・紹介 2009・11・17の講義
 
1(講義の進め方)
 
・期末試験の配点は?→「進め方」にあり。
・試験では思い出して書くということ?→Yes
・ワークライフバランスやもやいのことを問題として設定してよいか?→本講義の内容からつなげて書く場合はよい。講義関連箇所→ワークライフバランス(新:p.239、第4段落。旧:p.175、第3段落。)もやい(新:p.294、第3段落。旧p.229、第3段落。)
・12月1日以降は一つずつ下へずれるか?→(すでに説明)最終回は補講または提出のみ(この場合は3点)。
・テストの課題は→別紙(前回配布。欠席者で希望者は申し出ること。)
・予習ノートの無記名者1名。申し出ること。
・あとから入ってくる人はドアをきちんと閉めて欲しい。
・後ろの方がうるさかった。
・Wikipedia
 
2(内容)
 
・ホームレス
・国家の目的は公共の福祉以外にありうるか?→かつては「一部の強者」の場合があった。(時代ごとの目的主体観。)
・今の世界で土地を公有している国は?→社会主義国(中国、ベトナム、キューバ、・・・)、なお、資本主義国(一部:国有地)
・均等分配は社会主義とどこが違うか?→体制の判断基準:生産手段(土地など)の所有形態(公有か私有か)と経済運営の仕組み(計画経済か市場経済か)。前者の基準では社会主義と同様。
・スペンスの土地所有は→公有(国家)が原則。具体的には教区保有。
・スペンス、オグイルビー、ペイン
 ・土地を持たない人に海を分配するという発想はなかったのか?→なかった。魚介類で生活できるので土地分配と大差ないのでは?→
 ・鉱物資源は労働投下によって得られるからその人のものとしてよいか?(格差が広がるが。)→どうか?・・・社会の判断によって決めることができる。
 ・労働投下をしたあと何年間所有を認めるべきか?数年?数十年?→
 ・労働投下前の土地の生産力は天候などの諸条件で変化するので計測は無理では?→精確さの問題。(アリストテレス:「問題にふさわしい精確性」dimension of precision)を。)
 ・市民革命期に、独立耕作者はごくわずかだったのか?→? なお、それ以前の小作関係は続いた(序論、注10。日本の場合も同じ。)
 ・土地を追われた農民が都会に出て行くのは、現在の就職難の人たちと似ている。都市労働者の窮状は再発してるのでは?→Yes.なお、一部改善(労働法、社会保障制度)。
 ・就業競争で生まれた不払い分はどこへ行く?→雇用主
 ・かれらの提案は実現しなかった?なぜ?→一部実現(土地相続税等。)。さらに将来は?
 ・正当な報酬とは具体的に?→第6章へ。
 ・彼らの発想力はすごい。/どうしたら彼らのような発想を持つことができるのか?→すごい、と思えることはすでにその方向へ進んでいる?また、社会の仕組みへの関心?また、人間の決めたことは変えうるという基本視点を持つこと?
 ・土地の権利ってすごく難しい問題だと思う。過去の出来事も踏まえ、もっと学びたい。
・均等な利用権は、使わなければ返してもよい?→Yes
・子孫の危険回避のため、土地所有者も均等分配に賛成するとの予測は無理があるのでは。親は一定の資産を子孫に残したいと思うのでは?→Yes.問題はどちらが勝るか・・・。
・日本は17,18世紀に、イギリスのように土地を共有して利用することはなかったのか?→注意。イギリス:共有の提案のみ。日本:はるか昔の公地公民の制度が似ている。
・現代はどのような状態(農民?労働者?・・・)が最も幸せなのだろうか?
・15ポンド、10ポンドは日本円で何円?