卒論の書き方                                                      

 

T 卒論の勉強の仕方                                                                                             

 

1 テーマを選ぶ 

  論文とは問題を設定し回答すること。→《問題⇔回答》

  テーマは自分が一番関心のある問題を選ぶ。

  テーマの付け方

→「△△の実態の研究」、「××の原因(の研究)」、「○○の対策について(の研究)」など、いろいろ工夫できる。

2 資料を読む。

    本を読む…現状・問題、原因、対策に関連するところ抜き出し、ノートする。

 1)本または論文 ・・・テーマに関する最良の本・論文を最低3つ以上は読む。

 2)政府資料、新聞・雑誌・インターネット・TV・ラジオ、も使える。(何年何月何日、どの新聞からの記事、とメモしておく。)

 3)自分で行ったインタビュー、アンケート(年月日、相手名、をメモしておく。)

    以下の順で抜き書きしたものを使って、叙述してゆく。

1 現状・問題 …○○○の現状は…・。そこでの問題は…。

2 原因    …問題の原因は…。

3 対策    …問題の解決策は…。

    重要!!…必ず、自分の文と、引用した文を区別する。

→引用部分は「  」をつける。または、・・・・[1]、・・・ のように脚注を付ける。

 

3 ゼミで途中経過を報告する

・資料、抜き書きの紹介

・自分の感想、考え

一回 A4用紙 2,3枚程度

4 提出は1月上旬なので、12月末には完成させること。

 

目次のモデル

はじめに(なぜこのテーマを研究するか。各章でどのように論じていくか…各省の要約)

第1章

 第2章

 第3章

 第4章

 おわりに(結論、まとめ)

 注

 参考文献一覧

 あとがき (執筆が終わっての感想など。書かなくてもよい。)

 ☆☆ はじめにがハンバーガーの上のパン、おわりにが下のパン、各章は肉と野菜、のイメージ。

 この二つはとても大切!!!

 ★★ 必要なことのみを書く。いらない文は削る。

 

5 卒論発表 (2月中旬)

 

U 参考) 卒論の清書の仕方

 

参考文献の書き方 (以下のように巻末に参考文献一覧を書き、その番号を書く。(他の方法もあるがこれを薦める。))

(あいうえお順、またはアルファベット順が原則。和書、洋書を分ける場合もある。)

 []著者名、出版年、書名、出版社、の順。

 ()

 []塚田広人、1998年、『社会システムとしての市場経済』成文堂

 []RAWLS, John, 1971, A Theory of Justice, Belknap Press,

  ・・・ (アルファベットの表記では、姓を大文字で書く。洋書は斜体で書く。)

 

○各ページの引用資料への注のつけかた・・・二通りのどちらかを選ぶこと。

 

1、各ページの下に書く(脚注) …こちらを薦める。

 これは脚注という方法。ワード、一太郎なので説明があるので、それを読むこと。

  

注意)その章のほとんどの部分がある文献からの引用である場合。(これはできれば避けたいことだが)

その節、章の文章の最後に、(注1)、・・・として、巻末に注の内容を書く。

 例

 (注1)この節()は、[1]の○ページから○ページまで(または○○章)の要約である。

と書く。

 

2、論文の最後にまとめる(巻末注)

まず、文中で、注をつけたい文字の右上に番号をつける→ 「・・・比較 ()・・・」

そして、巻末に注の内容を書く。

(注1)参考文献[]の5ページより。

(注2)・・・・・・・・・・・・・。

等々。

(3)http://......... 2008109日取得) ←ネットからとる場合の注のつけ方。

(なお、引用ページのみの注は、本文中に「・・・・比較(塚田[1]39)・・・」のように入れてもよい。これは、“巻末文献リストの塚田の著書[1]39ページから引用した”、ということを意味する。

 

 

○図表の場合は、特別に、そのすぐ下に出所を書くことになっている。

    表1 ・・・     

 

              (出所:山田太郎『日本経済統計』○○書店、2003年、××ページより。)

     *それで隠れた字数も、字数に数える。

 

V 卒論の提出の仕方 (下記は参考正式には『履修の手引き』で確認すること

 

1)卒業論文

・黒表紙をつける。(教育売店で販売している。)

・表紙に担当教官名、題目、学籍番号、氏名を明記する(『履修の手引き』とじこみの用紙を使用する。)

・とじ紐で閉じる(縦書きは右とじ、横書きは左とじ)。(下の注を参照。)

2要旨 ←これも忘れずに!!!

・2000字以上。(2000〜2500ぐらいで。)

・白色の厚紙の表紙をつける(これも教育売店で売っている。)

・表紙に担当教官名、題目、学籍番号、氏名を明記する(『履修の手引き』とじこみの用紙を使用する。)

・ホッチキス等でとじる。

(3)卒業論文題目届け

・『履修の手引き』とじこみ用紙を使う。

 

(注)

・見本が学務係にあるので、分からないときは見に行くこと。(研究室にもある。)

黒表紙 ↓こんな感じです。

表表紙

 

題名を貼る

 

氏名を貼る

 

裏表紙

題名、氏名の用紙は履修の手引きの巻末にあり。

○1ページ目 目次

○2ページ目 はじめに

○3ページ以降 第1章、・・・

 



[1]