ccrL010-01765

部署名  地域共同研究開発センター
設置場所 地域共同研究開発センター 精密機器分析室

装置名称 エスカー/オージェ電子分光分析装置
型式   Fisons ESCALAB210

導入年月日1994/2/18
導入金額 57,989,000

装置の概要
 容器:メタル,搬送系:直線導入機,光源:XPS用AlKα線・MgKα線・UPS用He,Ne,分析器:CMA,エネルギーアナライザ制御コントローラ,コンピュータ。

装置の原理
 真空チャンバー内に試料を導入し,X線または,紫外線を試料に照射することにより,内殻電子をX線により励起させ,飛来した電子のエネルギー測定により,内殻電子の結合エネルギーの情報を得ることが可能。

共同利用について
 現在,共同利用を行っている。

共同利用に際しての注意
 超高真空下で使用する装置であるため,真空を損なう試料は測定不可。例えば,ガスを放出する物,内部・試料台に試料の一部が付着するような物等。使用に際しては,装置を熟知していることが必要。また,超高真空の取り扱いが可能であること。

必要経費
 現状では維持費用があるので特に問題はないが,数年後には,受益者負担を考慮する必要がある。

装置担当者
所属 :工学部 電気電子工学科 電子デバイス工学
氏名 :松尾 直人
内線 :9411
E-mailnmatsuo@po.cc.yamaguchi-u.ac.jp