●ciaL010-00595
2002部署名 :機器分析センター
設置場所 :機器分析センタ−302号室装置名称 :高速液体クロマト質量分析計
型式 :Waters Integrity Systems製 2690型導入年月日:1998/9/10
導入金額 :8,431,500装置の概要
Waters Integrity Systemは、HPLCシステム専用に開発され、液体クロマトグラフィ−(LC)とマススペクトル(MS)検出器を組み合わせたベンチトップ型のLC-MSシステムである。HPLC分析システム、サ−マビ−ムLC-MSインタ−フェ−ス、イオナイザ−、四重極マスフィルタ−、イオン検出器、デ−タ−解析システム、プリンタ−から構成される。装置の原理
LCより分離された試料中の分子は、サ−マビ−ムMS検出器内で気化されたのち、イオン化(電子衝撃:70 eV)される。この時、イオン化によって生成した1価の正電荷イオン(分子イオン、フラグメントイオン)が検出される。生成したイオンは、質量/電荷比(m/z)にしたがって分離される(本システムではm/z 10-1000の範囲を検出)。イオンの分布パタ−ンは、マススペクトルと呼ばれ化合物に固有のため、化合物の同定に使用できる。共同利用について
機器分析センタ−に連絡。共同利用に際しての注意
一般にアセトニトリルを溶媒として使用する。溶解性の低い化合物では、デ−タが得られない場合がある。必要経費
消耗品の実費と保守に関わる経費の一部を負担してもらうことがある。装置担当者
所属 :理学部 化学・地球科学科 化学
氏名 :村藤 俊宏
内線 :5738
E-mail:murafuji@yamaguchi-u.ac.jp