vblL010-02154 0218
2002

部署名  ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー
設置場所 VBL棟

装置名称 レーザーフラッシュ法熱定数測定装置
型式   真空理工 TC-7000

導入年月日1993/2/23
導入金額 13,997,700

装置の概要
 本装置は,セラミックス,金属,複合材料,プラスチックなどの各種固体材料の熱定数(熱拡散率,比熱容量,熱伝導率)を測定する装置です。測定法は非定常法の一種であるレーザフラッシュ法であり,容易に室温から1500℃までの熱定数を測定することができます。この装置は,熱電材料,高熱伝導性セラミックス,超高温金属・セラミックス等の材料開発に威力を発揮します。また,本装置を用いて行う基板測定法により,厚さ1mm以下の薄板試料の測定も行うことができます。
 さらに,本装置にはレーザ光交流法測定装置が備わっており,数μmからの厚さの薄膜の熱拡散率の測定が可能です。レーザ光交流法測定装置により,ダイアモンド薄膜,カーボンファイバー,プラスチックフィルムなどの熱拡散率が高精度で測定が行えます。

装置の原理

共同利用について
 現在,共同利用を行っている。利用される場合は、yu-vblに研究テーマを登録していただく必要があります。研究テーマ登録申請書をホームページからダウンロードして、必要事項をご記入の上、yu-vbl宛ご提出下さい。

共同利用に際しての注意
 試料は,直径8〜10mm,厚さ2mm程度の円盤状。

必要経費
 利用者は,利用時間に応じ,メンテナンス費用,消耗品代を分担。

装置担当者
所属 :理工学研究科・環境共生工学専攻
氏名 :小柳 剛
内線 :9420
E-mailkoyanagi@aem.eee.yamaguchi-u.ac.jp