山本 修一(やまもと しゅういち)
山口大学 工学部 応用化学 バイオ・プロセス設計工学
創成科学研究科 バイオプロセス工学 〒755-8611宇部市常盤台
山口大学生命医工学センター(YUBEC)
tel:0836-85-9200(事務室) fax:0836-85-9201 E.mail
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【所属学会】
化学工学会、米国化学工学会, 日本生物工学会、日本農芸化学会、日本食品工学会、米国化学工学会, 米国化学会、日本吸着学会
【研究分野】
生物/食品工学,生物分離工学,乾燥,拡散移動現象
【担当講義】
学 部: 化学工学、生物化学工学、移動現象,情報処理、プロセス設計学、など
大学院: バイオプロセス設計工学特論、バイオプロセス工学特論、生体認識工学特論など
【主な研究内容】
クロマトグラフィーにおける生体認識と移動現象およびスケールアップスケールダウンの手法開発
タンパク質・酵素等の生体高分子を生物学的に認識して分離する技術である クロマトグラフィ−の分離機構を解析し、プロセススケ−ルの分離装置として
利用できるようにすることを目的としている。また、簡単な実験結果に基づく 設計手順の開発も行っている。
Ion Exchange Chromatography of Proteins, Marcel Dekker(1988)
クロマトグラフィー基礎理論,「分離科学ハンドブック」, 妹尾学ら(編), 共立出版(1993),233
クロマトグラフィー(pp.480-493), バイオ分離プロセスの設計(pp.509-512), 乾燥・濃縮(pp.521-525),
生物工学ハンドブック、日本生物工学会編, 2005,コロナ社
山本修一:7.7 吸着・クロマトグラフィー 食品工学ハンドブック, 日本食品工学会編、pp.213-230 ,2006, 朝倉書店,
抗体医薬培養精製工程のモデル化と最適化、第23章、259〜271 抗体医薬の最前線 監修 植田充美、シーエムシー出版 2007
山本修一,17.乾燥, 食品工学, 日本食品工学会編、pp.107-119, 2012, 朝倉書店
山本修一, 抗体のクロマトグラフィー分離プロセス
「次世代に向けた抗体医薬開発の技術と展望」編集 熊谷泉、シーエムシー, pp.35-46 (2012)
流動層(expanded bed )によるクロマトグラフィー分離
アフィニティを利用した高精度分析法および高性能タンパク質分離方法の開発
乾燥による食品および食品成分の安定化
濃度依存性を有する溶媒拡散係数が支配する乾燥および乾燥時の物性変化
食品乾燥における水分拡散係数、水分活性および酵素タンパク質の熱安定性
高機能性食品乾燥プロセスの開発
食品微生物の乾燥
上記課題の概要
【国際共同研究】
[1] 日本学術振興会二国間交流事業(スロベニア)共同研究
Prof.Ales Podgornik(リュブリャナ大学)
モノリスクロマトグラフィーによるバイオナノ粒子分離プロセスの開発
相互に短期滞在し、上記課題の国際共同研究を実施中。
[2] ロンドン大学生物化学工学科と山口大学生命医工学センター(YUBEC)の共同研究
ロボットとシミュレーションを活用したバイオ分離プロセス迅速設計
【国家プロジェクト】
次世代バイオ医薬品製造技術研究組合
国際基準に適合する次世代抗体医薬等の製造技術を神戸のGMP施設において実証するプロジェクト。
【最近の論文】
【最近の論文(日本語)】
【主な著書】
"Ion-exchange chromatography of proteins", Marcel Dekker (1988)
"Dehydration of Products of Biological Origin"," Drying of gelled
sugar solutions: water diffusion behavior,
pp.165-201, Science Publisher,2004
「バイオ生産物の分離精製」第4章、佐田栄三(編)講談社(1988)
「食品工学基礎講座」第8巻「分別と精製」,第4章,桐栄,矢野監修、光琳(1991)
「パソコン・ポケコンで学ぶ化学工学」4.2節,4.3節、信山社(1992)
「分離科学ハンドブック」,2.1節,2.6節共立出版(1993)
クロマトグラフィー(pp.480-493), バイオ分離プロセスの設計(pp.509-512), 乾燥・濃縮(pp.521-525),
生物工学ハンドブック、日本生物工学会編, 2005,コロナ社
「食品物理化学」IV.4熱と物質の同時移動、文永堂(1996)
「農芸化学の事典」3.2.1d 物質移動物性, pp.376-381,朝倉書店(2003)
「食品の高機能粉末・カプセル化技術」、第2章、第1節噴霧乾燥、 pp.165-175, サイエンスフォーラム(2003)
「抗体医薬の最前線」 抗体医薬培養精製工程のモデル化と最適化、第23章、259〜271
シーエムシー出版 2007
「バイオプロダクション」、8.1 バイオプロダクツの精製のおさらい、化学工学会バイオ部会編、pp.138-143, 2006、コロナ社
「食品工学ハンドブック」:7.7 吸着・クロマトグラフィー. , 日本食品工学会編、pp.213-230 ,2006, 朝倉書店
山本修一, バイオ医薬品のクロマトグラフィー分離プロセス
分離技術, Vol.38, No.4, pp.194-200, 2008
山本修一 物質移動物性としての拡散係数と水分吸脱着(乾燥)
日本食品工学会誌, vol.11, No.2, pp.73-83 (2010)
山本修一 抗体医薬品のクロマトグラフィー分離プロセス BIO INDUSTRY, vol.28, No.7, pp.35-46 (2011)
山本修一 バイオ医薬品のクロマトグラフィー分離プロセスにおけるモデルの活用
Pharm Tech Japan, vol.27, No.4, 707-717(2011)
山本修一, 抗体のクロマトグラフィー分離プロセス
「次世代に向けた抗体医薬開発の技術と展望」編集 熊谷泉、シーエムシー, pp.35-46 (2012)
山本修一,17.乾燥, 食品工学, 日本食品工学会編、pp.107-119, 2012, 朝倉書店
乾燥による高品質食品の製造─アモルファス糖質によるカプセル化, 食品と開発 Vol. 50 No. 9, pp.1-6 (2015)
乾燥による高品質食品粉末カプセルの製造, 食品と容器. Vol. 57, No.5, pp. 314-319 (2016)
【研究分野】
タンパク質およびバイオ生産物のクロマトグラフィー分離
食品および医薬品の乾燥および乾燥時の品質
乾燥・吸着操作に関連した非線形拡散問題 など
化学工学会中国四国支部役員、 化学工学会バイオ部会幹事、 山口地区化学工学懇話会幹事
日本食品工学会役員(編集委員長)
Vice President, Asian-Pacific Confederation of Chemical Engineering
World Council of Chemical Engineering Board member
last updated on December 28, 2016