私の書いたものをいくつかと、これまでの学会報告テーマを掲載しています。

引用等をなさる場合には、必ず出典を明記してください。




■■【論文など】■■


■ 修士論文:「共依存 co-dependency」の社会学的考察

    序章 「共依存」の社会学的意義

    第一章 近代的自己の創出−共依存的関係性の起源−

    第二章 仮面と真実−共依存的関係性への軌跡−

    第三章 近代的自己の限界と世話の倫理−脱共依存的関係性の可能性−

    修士論文文献リスト



■ 共依存概念の混乱と問題性−フェミニズム批判を踏まえて−
    (『大学院研究年報』中央大学 文学研究科篇, 第27号, pp.187-196, 1998.2)

■ 仮面の逆転−存在証明の落とし穴−
    (『論究』中央大学大学院 文学研究科篇, 第30号(30巻 第1号), pp.89-103, 1998.3)

■ 日本型福祉と新しい「家族福祉」の視点

■ 近代的自己批判としての「共依存」
    (第70回日本社会学会報告レジュメ)

■ 家族介護神話−家族機能と介護役割−
    (『大学院研究年報』中央大学 文学研究科篇, 第28号, pp.139-148, 1999.2)

■ 高齢者の在宅福祉サービスの現状−岩手県釜石市の事例から−
    (『論究』中央大学大学院 文学研究科篇, 第31号(31巻 第1号), pp.89-103, 1999.3)

■ ホームヘルプサービス供給団体と世話労働の担い手
    (『論究』中央大学大学院 文学研究科篇, 第32号(第32巻 第1号), pp.139-151, 2000.3)

■ 超高齢社会を目前に−誰が介護を担うのか?−
    (田野崎昭夫編『現代社会学のパースペクティブ』学文社, pp.21-39, 2000)

■ 地域福祉計画と住民の介護意識
    (科研費報告書『地域計画の社会学的研究 平成8-11年度研究成果報告書』
     代表研究者:田野崎昭夫 2000)

■ 地方自治体における介護サービス供給システム再編成の状況:B市
    (厚生科研費報告書『介護サービス供給システムの再構成の結果に関する評価研究
     平成12年度総括・分担研究報告書』主任研究者:平岡公一 2001)

■ 自治体事例調査:F市−医療基盤の強い地方都市における介護保険サービスの展開−
    (厚生科研費報告書『介護サービス供給システムの再構成の結果に関する評価研究
     平成13年度総括・分担研究報告書』主任研究者:平岡公一 2002)

■ 福祉NPOの実態と動態:福祉NPOの組織構造
    (厚生科研費報告書『福祉NPOと厚生行政との共働可能性に関する調査研究
     平成13年度総括研究報告書』主任研究者:安立清史 2002)

■ 福祉NPO支援の試み−山口市を事例として−
    (厚生科研費報告書『福祉NPOと厚生行政との共働可能性に関する調査研究
     平成12-13年度総合研究報告書』主任研究者:安立清史 2002)

■ 福祉ミックスとホームヘルパーの意識 −ホームヘルパー意識調査の分析−
    (『人文研紀要』中央大学人文科学研究所, 第43号, pp.49-83, 2002.9)

■ 東アジアを見る眼:日本の高齢化前夜の失敗から学び取れるもの
    (『East Asian Forum』山口大学経済学部 東亜経済研究所, 第10号, 2002)

■ 介護保険制度のもとでの「保健・医療・福祉複合体」のサービス展開−山口県山口市の場合−
    (科研費報告書『高齢者福祉における自治体行政と公私関係の変容に関する社会学的研究
     平成12年度〜平成13年度研究成果報告書』研究代表者:平岡公一 2003)

■ 自治体事例調査の分析:F市−複合体主導によるサービスの基盤整備が進む地方都市のケース−
    (厚生科研費報告書『介護サービス供給システムの再構成の結果に関する評価研究
     平成14年度総括・分担研究報告書』主任研究者:平岡公一 2003)

■ 育児・介護休業制度と間接的休業条件 −山口県の事業所調査から−
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第54巻 第1号, pp.1-22, 2005.3)

■ 社会の高齢化とケア政策
    (吉岡雅光編著『現代社会学のアジェンダ』学文社, pp.174-188, 2006.4)

■ 社会的不平等と福祉国家
    (星野潔・杉浦郁子編著『テキスト社会学』学文社, pp.193-202, 2007.3)

■ 地域高齢者福祉政策と市民の介護意識
    (『地域社会の変動と社会計画−釜石社会と釜石製鐵所−』中央大学社会科学研究所, pp.91-108, 2007.3)

■ 未婚化が家族ケアに与えるインパクト −いま、なぜ、ワーク・ライフ・バランスが求められるのか−
    (『時間学研究』第1巻,山口大学時間学研究所, pp.63-76, 2007.3)

■ 別居子による老親ケアと地域福祉力 −遠距離介護を可能にする地域ケアシステムに関する調査より−
    (『東アジア研究』第5号,山口大学大学院東アジア研究科, pp.1-17, 2007.3)

■ ワーク・ライフ・バランスの現状と行方
    (『Withusニュース』12月号,トクヤマ労働組合, pp.2-8, 2007.12)

■ ワーク・ライフ・バランスで私たちの働き方・生き方はどう変わるのか?(山口県労働セミナー特別企画事業「労働経済講演会」講演抄録 平成19年11月14日 セミナーパーク講堂)
    (『山口の労働』山口県労働協会, pp.2-8, 2008.1)

■ ワーク・ライフ・バランスが拓く未来
    (『ピュアネット』39号,(財)やまぐち女性財団, pp.2-8, 2008.3)

■ 遠距離介護を可能にする地域ケアシステム(上)−質問紙調査結果の分析−
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第56巻 第5号, pp.21-38, 2008.1)

■ 遠距離介護を可能にする地域ケアシステム(下)−質問紙調査結果の分析−
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第57巻 第1号, pp.1-20, 2008.4)

■ 高年齢者雇用における多様な働き方
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第58巻 第3号, pp.39-57, 2009.9)

■ 仕事を持つ別居子による遠距離介護の実践
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第58巻 第5号, pp.1-20, 2010.3)

■ 山口市内の企業におけるワーク・ライフ・バランス −「ワーク・ライフ・バランスの取り組みに関する調査」の結果と考察− 
    (『山口市内企業における「ワーク・ライフ・バランス」調査報告書』山口市男女共同参画ネットワーク, 2010.3)

■ 企業はワーク・ライフ・バランスにどう向き合っているのか −山口市内で実施した企業調査の結果と考察−
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第59巻 第6号, pp.1-20, 2011.3)

■ 山口市における次世代育成支援についての意識 −「山口市次世代育成支援に関する意識調査」の結果と考察−
    (『山口市次世代育成支援に関する意識調査報告書』山口市男女共同参画ネットワーク, 2011.3)

■ 書評『フェミニズム正義論』有賀美和子著 勁草書房
    (『週刊 読書人』2011.10.28)

■ 家族の変容と子どもの存在 −中高年調査にみる「将来の不安」と子どもの関連−
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第60巻 第6号, pp.39-54, 2012.3)

■ 家族介護の新たな局面 −介護と仕事の両立問題−
    (『《レスパイトケア》家族介護者支援の推進にあたって 実績報告書』pp.57-63, 2012.3)

■ 『山口県における働き方とワーク・ライフ・バランスの現状 −調査報告書−』
    (社団法人 山口県労働者福祉協議会 2012.3)

■ 男女によって異なるワーク・ライフ・バランスについての意識 −山口県の労働者調査の分析−
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第61巻 第4/5号, pp.13-29, 2013.1)

■ 介護保険制度導入前後における山口市の高齢者福祉サービスの変化 −「複合体」中心のサービス供給体制の展開−
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第61巻 第6号, pp.63-83, 2013.3)

■ ワーク・ライフ・バランスは進展したか?
    (『福祉社会学ハンドブック −現代を読み解く98の論点−』中央法規, pp.52-53, 2013.7)

■ 超高齢社会における貧困問題−ジェンダーの視点から
    (『月刊ヒューマンライツ』部落解放・人権研究所, 第325号, 15-20pp, 2015)

■ 日本版CCRCを基軸とする地方創生―山口県美祢市を事例に―
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第64巻 第6号, pp.103-121, 2016.3)

■ イタリアに学ぶ地方創生−地域の個性を引き出して育てる−
    (『やまぐち経済月報』山口経済研究所, No.502, pp.2-7, 2017.2)

■ 高齢者ケア:地域における介護と医療の連携
    (山口大学大学院東アジア研究科編著『東アジアの医療福祉制度 持続可能性を探る』中央経済社, pp.193-205, 2018.3)

■ テキストマイニングで読み解く地域の行方−長門市通地区におけるまちづくりの取り組み−
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第66巻 第6号, pp.55-78, 2018.3)

■ 中国地方の企業における女性活用の現状と課題−女性の雇用区分と管理職登用に着目して−
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第66巻 第5号, pp.113-130, 2018.3)

■ 物語を紡ぎながら消費する−「防弾エコノミー」の正体− :防弾少年団・BTS
    (『やまぐち経済月報』山口経済研究所, No.532, pp.2-7, 2019.8)

■ 別居子が向き合う地域包括ケアシステム−医療機関によるアセスメントに着目して−
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第68巻 第4号, pp.15-29, 2020.3)

■ 遠距離介護を困難にする一要因としての介護拒否−セルフ・ネグレクト概念による考察−
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第69巻 第5号, pp.21-39, 2021.1)

■ ケアマネジャーからみた遠距離介護−別居子と老親をつなぐ地域包括ケアシステム−
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第70巻 第5号, pp.25-44, 2022.1)

■ 住民調査から読み解く地域課題解決への方策−山口市阿東地福地区における全住民調査の分析−
    (『山口経済学雑誌』山口大学経済学会, 第72巻 第2・3号, pp.15-31, 2023.9)

■ Refusal of Nursing Care as a Factor That Hinders Long-Distance Care in Japan
    (Nursing Science Quarterly, Volume 36 Issue 4, pp.411-418, 2023.10)

■ 『介護のことになると 親子はなぜすれ違うのか:ナッジでわかる親の本心』
    (竹林正樹, 鍋山祥子, 神戸貴子, Gakken, 2024.5.30)

■  山口県の女性就労特性と活躍推進施策についての考察
    (『山口学研究』山口学研究センター, 第4巻, pp.42-47, 2024.7)





■■【学会報告】■■

近代的自己批判としての共依存 1997.11.9. 第70回 日本社会学会大会 千葉大学
地方都市におけ高齢者福祉への取り組み 1998.11.22. 第71回 日本社会学会大会 関西学院大学
通信回線のオンとオフ−ある音楽ファンの場合−(中央大学 伊藤明己氏との共同報告) 1998.11.22. 第71回 日本社会学会大会 関西学院大学
高齢者福祉政策と住民の介護意識 1999.10.10. 第72回 日本社会学会大会 上智大学
高齢者介護という労働−ホームヘルパーの意識調査の分析− 2000.11.12. 第73回 日本社会学会大会 広島国際学院大学
介護サービス供給システム再編の評価研究:分析視角と初年度の研究結果(お茶の水女子大学 平岡公一氏他との共同報告) 2001.10.21. 第49回 日本社会福祉学会大会 沖縄国際大学
介護保険におけるNPOの展開:介護保険事業と枠外活動のバランス問題 2002. 5.12. 第60回 西日本社会学会大会 西九州大学
自治体介護サービス供給体制の事例研究(1)−在宅介護支援センターの位置づけに関する検討−(明星大学 山井理恵氏他との共同報告) 2002. 6.15. 第16回 日本地域福祉学会大会 武蔵野女子大学
自治体介護サービス供給体制の事例研究(2)−サービスの供給と利用の状況−(お茶の水女子大学 平岡公一氏他との共同報告) 2002. 6.15. 第16回 日本地域福祉学会大会 武蔵野女子大学
介護保険とNPO−その実態と動態(その1):調査概要ならびに介護系NPOの歴史的経緯と使命(九州大学 安立清史氏他との共同報告) 2002. 7.5. 第44回 日本老年社会科学会大会 福岡県中小企業振興センター
保健・医療・福祉複合体による介護サービス提供 2002.11.16. 第75回 日本社会学会大会 大阪大学
別居子にとっての地域福祉力 −遠距離介護調査の結果から− 2006. 6.11. 第20回 日本地域福祉学会大会 長崎国際大学
仕事を持つ別居子による遠距離介護 −遠距離介護の経験者へのインタビューから− 2007. 6.10. 第21回 日本地域福祉学会大会 山口県立大学
Increase of the long-distance care and the work-life-balance in Japan 2010. 7.16. 第17回世界社会学会議ヨーテボリ大会:ISA(国際社会学会)主催 Gothenburg, Sweden
シンポジウム「社会的分断のメカニズムを問う−分断の利害対立を隠蔽する構造−」討論者 2011.10.1. 第27回日本社会病理学会大会 大正大学